今回は「名探偵コナンのマイナーだけど面白い回」を、深夜テンションで語り倒します。
「名探偵コナンの面白い回を見たいけど、月光・山荘包帯男・揺れる警視庁・黒の組織回みたいな有名な神回はもう見た……」
わかります。
その状態、ラーメン屋でチャーシューも煮卵も食べ終わったあとに、まだスープの底から宝石が出てくるやつです🥱
そんな方に向けて、この記事ではコナンのマイナーだけど面白い回を厳選して紹介します。
しかも今回は、王道の神回ランキング常連ばかりを並べて「はい名作です」みたいな顔はしません。
それでは深夜の米花町、開店です🎬
この記事は王道神回をあえて中心にしません🌙
この記事では、あえて王道の神回ランキング常連は中心にしません。
月光、包帯男、図書館、霧天狗、揺れる警視庁……そのへんはもう語られすぎて、ネットの床がすり減っています。
もちろん名作です。
でも、ここでまた同じ回を並べるのは、深夜に冷蔵庫を開けて昨日のカレーしか見つからないようなものです。
黒の組織、赤井秀一、安室透、新一と蘭の恋愛重要回など、物語の核心に関わる回は除外します。
そのかわり、単発でも楽しめる隠れた名作・アニオリ良回・小五郎回・蘭回・少年探偵団回・カオス回を中心にまとめました。
いや、これがまた沼なんです。
表通りの名店じゃなく、路地裏の赤ちょうちんに入ったら大将が異様に腕の立つタイプです☕
王道の神回や絶対に外せない重要回を知りたい方は、先にこちらの記事をご覧ください。
内部リンク:名探偵コナンの絶対に外せない面白い回まとめ
この内部リンク、いわば米花町観光の表玄関です。
でもこの記事は裏口から入ります。
裏口のほうが妙に味がある夜、あるでしょう🌙
この記事では、すでに有名回を見尽くした人が「こんな面白い回もあったのか」と再発見できるように、ネタバレをできるだけ避けながら紹介していきます。
ここ、大事です。
犯人の名前をいきなり出すような野暮はしません。
深夜のテンションは高いですが、推理の礼儀は守ります🎬
コナンのマイナーだけど面白い回一覧表
まずは、今回紹介する26エピソードを一覧でまとめます。
前後編・3話構成を含めると、合計34話分です。
34話分ですよ。
普通に1クールアニメを越えてきます。
深夜に「1話だけ」と言って再生したら、気づけば朝刊のバイク音が聞こえる量です🥱
| 話数 | タイトル | タイプ | おすすめ度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 第37話 | サボテンの花殺人事件 | 人情・初期アニオリ | ★★★★☆ | しっとりした初期回が好きな人 |
| 第45話 | 顔パック殺人事件 | 本格ミステリー | ★★★★☆ | シンプルな謎解きが好きな人 |
| 第61・62話 | 幽霊船殺人事件 | サスペンス・小五郎回 | ★★★★★ | 初期の不気味な雰囲気が好きな人 |
| 第92・93話 | 恐怖のトラヴァース殺人事件 | 山岳サスペンス | ★★★★★ | 緊張感のある前後編が見たい人 |
| 第110・111話 | 料理教室殺人事件 | 正統派ミステリー | ★★★★☆ | トリック重視で見たい人 |
| 第135話 | 消えた凶器捜索事件 | カオス・ネタ回 | ★★★★☆ | 伝説のハンガー回を見たい人 |
| 第150・151話 | 自動車爆発事件の真相 | 小五郎回・人間ドラマ | ★★★★★ | 小五郎の渋さを見たい人 |
| 第184話 | 呪いの仮面は冷たく笑う | 密室・ホラー | ★★★★★ | アニオリ屈指の名作を見たい人 |
| 第196話 | 見えない凶器 蘭の初推理 | 蘭活躍回 | ★★★★★ | 蘭メインの珍しい回を見たい人 |
| 第225話 | 商売繁盛のヒミツ | 少年探偵団・人情 | ★★★★☆ | 気軽に見られる良回を探している人 |
| 第379・380話 | 秘湯雪闇振袖事件 | 見立て殺人・旅情 | ★★★★★ | 雰囲気のあるミステリーが好きな人 |
| 第418話 | 米花町グルニエの家 | 日常ミステリー | ★★★★☆ | じわじわ不穏な話が好きな人 |
| 第426話 | 蘭へのラブレター | ラブコメ・蘭回 | ★★★★☆ | 新一と蘭の日常感を楽しみたい人 |
| 第471話 | レンタカー制御不能! | 爆弾サスペンス | ★★★★★ | ハラハラする単発回が見たい人 |
| 第489話 | 法廷の対決III 目撃者は検察官 | 法廷・妃英理回 | ★★★★★ | 大人キャラの対決が好きな人 |
| 第554・555話 | こうのとりミステリーツアー | 旅行ミステリー | ★★★★☆ | 平次や旅情ミステリーが好きな人 |
| 第694話 | 消えた老舗の和菓子 | 日常・京都 | ★★★★☆ | 軽めの謎解きを楽しみたい人 |
| 第736話 | 毛利小五郎像の秘密 | 小五郎・カオス | ★★★★☆ | 変な小五郎回が好きな人 |
| 第797話 | 夢みる乙女の迷推理 | 迷キャラ・コメディ | ★★★★☆ | 濃いゲストキャラを楽しみたい人 |
| 第936話 | フードコートの陰謀 | 少年探偵団 | ★★★★☆ | 子どもたち中心の回が好きな人 |
| 第943話 | 東京婆ールズコレクション | カオス回 | ★★★★★ | 変なコナンを見たい人 |
| 第955話 | 昆虫人間のヒミツ | カオス・近年アニオリ | ★★★★★ | ぶっ飛んだアニオリを見たい人 |
| 第962〜964話 | 毛利小五郎大講演会 | 小五郎・長編 | ★★★★★ | しっかりしたアニオリ長編が見たい人 |
| 第976話 | 追跡!探偵タクシー | 小五郎・コメディ | ★★★★☆ | 小五郎ファン向けの変化球回を見たい人 |
| 第1028話 | ケーキを愛する女のバラード | カオス・近年アニオリ | ★★★★★ | 近年の自由すぎるコナンを見たい人 |
| 第1089話 | 天才レストラン | カオス・少年探偵団 | ★★★★★ | 近年の怪作を見たい人 |
この表、見ているだけで米花町の治安が心配になります。
第37話「サボテンの花殺人事件」は、人情・初期アニオリで★★★★☆。
サボテンと殺人事件を同じ皿に盛るあたり、初期コナンの味付けが渋いんです🌵
第45話「顔パック殺人事件」は、本格ミステリーで★★★★☆。
顔パック中に事件が起きるなんて、美容時間まで油断できない米花町、エステどころか避難訓練です。
第61・62話「幽霊船殺人事件」は、サスペンス・小五郎回で★★★★★。
幽霊船、金塊、小五郎ピンチ、この三点盛りは深夜の胃袋に重いけど箸が止まりません🎬
第92・93話「恐怖のトラヴァース殺人事件」は、山岳サスペンスで★★★★★。
山の空気はうまいはずなのに、コナン世界ではだいたい酸素より不穏が濃いです。
第110・111話「料理教室殺人事件」は、正統派ミステリーで★★★★☆。
料理教室で推理まで出てくるなんて、レシピ本の最後に犯人当てクイズが載ってるようなものです☕
第135話「消えた凶器捜索事件」は、カオス・ネタ回で★★★★☆。
伝説のハンガー回を見たい人向けという時点で、もう日本語のジャンル分けが妙な方向に育っています。
第150・151話「自動車爆発事件の真相」は、小五郎回・人間ドラマで★★★★★。
小五郎の渋さを見たい人には、深夜に飲む苦い缶コーヒーみたいに染みます。
第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」は、密室・ホラーで★★★★★。
タイトルだけで温度が3度下がります。
部屋の電気を消して見たら、カーテンの揺れまで容疑者に見えてくるやつです🌙
第196話「見えない凶器 蘭の初推理」は、蘭活躍回で★★★★★。
蘭が推理に踏み込むだけで、空手だけじゃない魅力がドンと出て、こっちの心臓も正座します。
第225話「商売繁盛のヒミツ」は、少年探偵団・人情で★★★★☆。
小さな相談から始まる感じが、放課後の駄菓子屋みたいで良いんです。
第379・380話「秘湯雪闇振袖事件」は、見立て殺人・旅情で★★★★★。
雪、温泉、振袖、伝承。
これだけ並んだら、もう旅館の女将が意味深にお茶を出してくる気配しかしません🥱
第418話「米花町グルニエの家」は、日常ミステリーで★★★★☆。
米花町の家、かわいいだけで済むわけがないんですよ。
間取り図に不穏が住んでいます。
第426話「蘭へのラブレター」は、ラブコメ・蘭回で★★★★☆。
ラブレターでコナンが動揺する姿は、名探偵というより恋愛偏差値の迷子です☕
第471話「レンタカー制御不能!」は、爆弾サスペンスで★★★★★。
温泉へ向かうはずが爆弾サスペンス。
旅行プランがジェットコースターに変わるの、米花町あるあるすぎます。
第489話「法廷の対決III 目撃者は検察官」は、法廷・妃英理回で★★★★★。
大人キャラの対決が好きな人にはたまりません。
法廷の空気って、湯気じゃなくて知性で白くなってますからね🎬
第554・555話「こうのとりミステリーツアー」は、旅行ミステリーで★★★★☆。
旅情に平次が絡むだけで、テンポが関西だし事件も妙に走り出します。
第694話「消えた老舗の和菓子」は、日常・京都で★★★★☆。
和菓子が消える事件、軽めに見られるのに腹は減ります。
深夜に見ると冷凍庫のアイスを開ける羽目になります🍡
第736話「毛利小五郎像の秘密」は、小五郎・カオスで★★★★☆。
小五郎像がある時点で、町おこしなのか事件の入口なのか判断に困ります。
第797話「夢みる乙女の迷推理」は、迷キャラ・コメディで★★★★☆。
濃いゲストキャラは、深夜のカップ焼きそばのソースみたいに後を引きます。
第936話「フードコートの陰謀」は、少年探偵団で★★★★☆。
フードコートという平和の象徴に陰謀を持ち込むあたり、米花町の治安はショッピングモールでも休みません。
第943話「東京婆ールズコレクション」は、カオス回で★★★★★。
タイトルの破壊力が強すぎます。
ファッションショーなのか、事件なのか、もんじゃの湯気なのか、全部混ざって夜の情報量が爆発します🌙
第955話「昆虫人間のヒミツ」は、カオス・近年アニオリで★★★★★。
昆虫人間という言葉をコナンで見る日が来るとは、少年時代の自分に言っても信じてもらえません。
第962〜964話「毛利小五郎大講演会」は、小五郎・長編で★★★★★。
3話構成の小五郎回なんて、居酒屋で「今日は大将に任せます」と言ったら本気のコースが出てきた感じです。
第976話「追跡!探偵タクシー」は、小五郎・コメディで★★★★☆。
ペットのアルマジロと探偵タクシー。
単語だけ並べると夢日記みたいですが、そこがいいんです。
第1028話「ケーキを愛する女のバラード」は、カオス・近年アニオリで★★★★★。
ケーキ、バラード、右手、廃墟。
甘いのか怖いのか、深夜の脳内会議が揉めます🍰
第1089話「天才レストラン」は、カオス・少年探偵団で★★★★★。
近年の怪作を見たい人向け。
もうここまで来ると、長寿アニメの懐の深さが四次元ポケット級です。
話数やタイトルは、読売テレビの「名探偵コナン」事件ファイルで確認できる公式アーカイブをもとに整理しています。
たとえば第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」、第471話「レンタカー制御不能!」、第962〜964話「毛利小五郎大講演会」、第1089話「天才レストラン」などは公式ページでも放送日・タイトル・あらすじが確認できます。
公式アーカイブがあるのはありがたいですね。
深夜に「あれ何話だっけ」と検索地獄に落ちる我々にとって、事件ファイルは灯台です。
ただし灯台の先にあるのは、また別の事件ですけどね(白目)
この記事で紹介する「マイナーだけど面白い回」の基準
この記事でいう「マイナー回」は、単に知名度が低い回という意味ではありません。
ここで言うマイナーは、日陰者という意味ではなく、路地裏の名店です。
看板は小さいけれど、暖簾をくぐったら大将の目が本気のやつです☕
以下のような基準で選んでいます。
- 神回ランキング常連ではない
- 黒の組織や物語の核心に深く関わらない
- 単発または前後編だけでも楽しめる
- トリック、雰囲気、キャラ、コメディ、カオスさのどれかが強い
- 有名回を見尽くした人でも新鮮に楽しめる
神回ランキング常連ではない、という基準はかなり大事です。
みんなが知っている大看板だけを追いかけると、逆に路地裏の美味しい焼き鳥を逃します。
黒の組織や物語の核心に深く関わらない、という点も大切です。
今日は世界の運命を背負いたくない夜ってありますからね。
単発または前後編だけでも楽しめるのは、忙しい現代人の味方です。
「明日も仕事だけど1本だけ見たい」みたいな夜に、3年分の伏線を背負わされたら肩こりで倒れます🥱
トリック、雰囲気、キャラ、コメディ、カオスさのどれかが強い回を選んだのもポイントです。
全部入りじゃなくていいんです。
一芸に秀でた回は、深夜に妙な輝きを放ちます。
有名回を見尽くした人でも新鮮に楽しめる、というのは今回の肝です。
「まだこんな引き出しあったの?」とタンスの奥から昭和の未使用テレカが出てくる感覚です🌙
つまり、この記事は「初めてコナンを見る人向け」というより、有名な面白い回はもう見た人向けです。
コナン初心者の登山口ではなく、すでに山頂を見た人が別ルートで下山中に秘湯を見つける記事です。
「次に何を見ればいいかわからない」「アニオリでも面白い回を知りたい」「小五郎や蘭、少年探偵団が活躍する隠れた名作を見たい」という人に向いています。
この3つの悩み、深夜の配信サービス画面でよく発生します。
サムネだけ眺めて30分消えるやつです。
そろそろその迷子時間、コナン視聴に変えましょう🎬

ミステリーとして完成度が高いマイナー回
まずは、純粋にミステリーとして面白いマイナー回から紹介します。
ここはコナンの王道スープです。
でも有名店の行列ではなく、商店街の奥にある「え、ここ当たりじゃん」枠です☕
第45話「顔パック殺人事件」
第45話「顔パック殺人事件」は、初期アニオリの中でもかなり見やすい正統派ミステリーです。
初期アニオリって、今見ると絵柄も空気も少し懐かしくて、それだけで昭和の蛍光灯みたいな味があります。
もちろん放送時代は平成ですが、気分としては茶の間のブラウン管です。
事件の入口は、顔にパックをしたままの女性が殺害されるというもの。
美容と事件が同じ画面にいるの、なかなか落ち着きません。
お肌の保湿どころか、視聴者の心拍数が乾きます。
派手な重要キャラは出てきませんが、「なぜその状態だったのか?」という違和感から謎が広がっていきます。
この「なぜその状態だったのか?」がコナンの気持ちいいところです。
目立たない小石を拾ったら、そこに事件の地図が描いてある感じです🎬
ネタバレなしで言うと、この回の魅力は日常的なアイテムをトリックに絡めるわかりやすさです。
顔パックという日常アイテムが、急にミステリーの舞台装置になる。
普段ならドラッグストアで買うものが、米花町では真相への入口です。
複雑すぎないので、コナンの単発推理回を気軽に楽しみたい人に向いています。
重厚な伏線ラーメンではなく、夜食のお茶漬けみたいにするっと入る回です。
でもちゃんと後味に推理の香りが残ります☕
なぜマイナーなのに面白いのかというと、ランキング上位に入るような派手さはない一方で、事件の導入・容疑者・違和感・解決の流れがコンパクトにまとまっているからです。
こういう職人芸、もっと評価されていいです。
派手な花火じゃないけど、線香花火の最後の玉が落ちるまで見ちゃうタイプです。
初期コナンらしい「小さな違和感から真相に迫る面白さ」があります。
コナンの醍醐味って、まさにこれなんですよ。
大きな爆発もいいけど、小さな違和感がじわじわ育って真相になる瞬間が一番ゾクッとします🌙
公式あらすじでも、被害者が顔パックをしたままだったことや、防犯カメラ・ガードマンの証言が事件のポイントとして示されています。
防犯カメラとガードマンという現実的な要素が出ると、ミステリーが急に地に足つくんですよね。
でも地に足がついた瞬間、米花町では床下に謎があります。
第92・93話「恐怖のトラヴァース殺人事件」
「恐怖のトラヴァース殺人事件」は、もっと評価されていい山岳サスペンス回です。
トラヴァースという言葉だけで、山の冷たい風が首筋を通ります。
深夜に見ると、部屋の床まで斜面に見えてきます🥱
小五郎のもとに、殺し屋に関する奇妙な依頼が舞い込み、山の縦走に同行することになる前後編です。
殺し屋に関する依頼が舞い込む探偵事務所、もう電話線が不穏を受信しています。
普通は雨漏り修理とか浮気調査でしょうに、米花町は相談内容の温度差が激しいです。
山という閉じた空間、殺し屋の存在、同行者たちの不穏な空気が重なり、かなり緊張感があります。
山は広いはずなのに、こういう回では逃げ場がないんです。
空は広い、道は細い、空気は重い。
そんなんアリ?っていうね。
この回は、黒の組織のような大きな敵ではないのに、命を狙われている感覚がしっかりあります。
世界規模の陰謀じゃなくても、人ひとりの悪意だけで十分怖いんです。
深夜の山道と人間の秘密、どちらもライトなしでは歩けません🌙
なぜマイナーなのに面白いのかというと、コナンの中でも「山岳サスペンス」としての色が強く、いつもの街中の事件とは違う空気を味わえるからです。
米花町の路地裏も怖いですが、山はまた別腹です。
電波がなさそう、助けが来なさそう、そして誰かが何かを隠していそう。
この三拍子、サスペンス界の危険な定食です☕
公式あらすじでも、殺し屋・狐に関する依頼と山の縦走が事件の軸になっています。
殺し屋・狐という響きがもう強いです。
山に狐、そこに小五郎。
昔話なら団子が出るところですが、コナンなので事件が出ます。
第110・111話「料理教室殺人事件」
「料理教室殺人事件」は、タイトルだけ見ると地味ですが、トリック重視で見るとかなり楽しめる回です。
料理教室と聞くとエプロンと包丁と笑顔を想像しますが、コナンではそこに疑惑がトッピングされます。
隠し味が不穏です🎬
蘭が料理教室に参加し、コナンと小五郎も試食につられて同行するところから物語が始まります。
試食につられて同行する小五郎、めちゃくちゃ人間味があります。
探偵だって腹は減る。
むしろ腹が減った探偵ほど、事件に巻き込まれるんです。
料理教室という身近な舞台で事件が起こるため、導入がわかりやすいのも魅力です。
家庭的な空間が事件現場に変わる瞬間って、コナンの得意技です。
まな板の上にあるのは食材だけじゃなかった、みたいな嫌な緊張感があります☕
この回のポイントは、料理教室という限定された空間の中で、容疑者それぞれに怪しさがあることです。
限定空間に怪しい人が複数いる。
これだけでミステリーの鍋がぐつぐつ煮えています。
蓋を開けたら湯気じゃなくて伏線が出ます。
派手なアクションや重要設定はありませんが、誰がどうやって犯行を可能にしたのかを追う面白さがあります。
大きな爆発ではなく、手元の動きで勝負する回です。
職人の包丁さばきみたいに、トリックも細かいところが効きます。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、コナンらしい「日常空間が一気に事件現場に変わる怖さ」があるからです。
これぞ米花町マジックです。
習い事に行っただけなのに、帰るころには推理の宿題を背負っています。
前編では料理研究家の教室で突然明かりが消え、後編では細い針のような凶器が事件の鍵になります。
突然明かりが消える料理教室、普通ならブレーカーの心配ですが、コナンでは人生のブレーカーが落ちます。
細い針のような凶器が鍵になるあたりも、静かな怖さがあって良いです。
派手じゃないのに、背筋にスッと来ます🥱
第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」
アニオリのマイナー回で本格的な雰囲気を味わいたいなら、第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」は外せません。
このタイトル、もう冷蔵庫の奥から聞こえてくる声みたいです。
「冷たく笑う」って何ですか。
仮面が笑ったら人間は黙るしかないです🌙
世界各国の仮面が飾られた屋敷、チャリティーショー、深夜の不気味な電話、鍵のかかった寝室。
並べるだけで夜の幕の内弁当です。
しかもおかず全部が不穏。
白米の場所にも仮面がいます。
これだけでも、コナンのホラー寄りミステリーが好きな人には刺さるはずです。
ホラー寄りコナンって、推理アニメなのに湿度が高いんですよ。
部屋の隅に何かいるような気がして、スマホの明るさを上げてしまいます。
この回の魅力は、舞台設定の強さです。
舞台が強い回は、それだけで勝ち筋があります。
仮面だらけの屋敷なんて、廊下を歩くだけで視聴者の肩がこります。
仮面だらけの屋敷というビジュアルだけで不気味ですし、事件の雰囲気もかなり重めです。
仮面って無表情なのに、なぜか見られている気がするんですよね。
しかも大量にある。
防犯カメラより精神に来ます(白目)
なぜマイナーなのに面白いのかというと、アニオリでありながら、スペシャル回らしい豪華さと密室ミステリーの満足感があるからです。
アニオリでここまで空気を作ってくれると、深夜の視聴者は拍手です。
控えめに言って神。
公式あらすじでも、小五郎たちが仮面の飾られた蘇方邸に招かれ、鍵のかかった寝室で事件が起きる流れが紹介されています。
蘇方邸という名前からして、もう普通の住宅展示場にはなさそうです。
鍵のかかった寝室で事件。
密室ミステリーの看板メニュー、ここにあります🎬
第379・380話「秘湯雪闇振袖事件」
「秘湯雪闇振袖事件」は、マイナー回の中でも雰囲気がかなり良い前後編です。
タイトルに「秘湯」「雪闇」「振袖」と入っている時点で、旅館の廊下が長いです。
しかも絶対どこかで障子がスッと開きます。
舞台は雪深い温泉地。
もう最高です。
湯気、雪、沈黙。
なのにコナンがいる。
温泉地の平和が、入浴前からのぼせています♨️
そこに土地の伝承や振袖にまつわる言い伝えが絡み、見立て殺人のような空気が漂います。
土地の伝承が絡むコナンは強いです。
観光案内の顔をしながら、実は謎の沼に足首をつかんできます。
この回は、派手なキャラクター人気で押すタイプではありません。
スター選手のホームランではなく、雪の中で静かに積もる不安の回です。
こういう回、後からじわじわ効きます。
むしろ、雪・温泉・伝承・見立てという要素でじわじわ引き込むタイプです。
この四点セット、深夜ミステリーの鍋です。
一口目は静か、二口目で不気味、三口目で箸が止まらない。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、コナンの旅情ミステリーとして完成度が高いからです。
旅情ミステリーって、事件だけじゃなく「その土地に行った気分」まで味わえるのがいいんです。
実際に行くと交通費がかかりますが、配信なら布団の中で雪国です🌙
公式あらすじでも、振袖般若の民話や、振袖様にまつわる言い伝えが事件の不穏な空気を作っていることがわかります。
振袖般若、振袖様。
言葉だけで勝っています。
観光パンフレットに載っていたら、読みながらそっと閉じるレベルです。

毛利小五郎がかっこいいマイナー回
次に、小五郎ファンにおすすめしたい回です。
小五郎は普段コミカルに描かれがちですが、マイナー回の中には「おっちゃん、普通にかっこいい」と感じるエピソードがあります。
普段が酔っぱらいのおっちゃんだからこそ、たまに見せる渋さが刺さるんです。
ギャップという名の日本刀です🎬
第61・62話「幽霊船殺人事件」
「幽霊船殺人事件」は、初期アニオリの前後編です。
初期アニオリの前後編って、独特の重みがあります。
今ほどキャラ宇宙が広がる前の、事件そのものが前に出てくる感じがいいんです。
舞台は瀬戸内海の小島。
小島というだけで閉鎖感があります。
橋がない、逃げ場がない、そしてなぜか過去の因縁がありそう。
サスペンスの地形として優秀すぎます。
7年前に金塊を積んで沈没したはずの船が浜に打ち上げられるという、かなり引きの強い導入から始まります。
7年前、金塊、沈没船、浜に打ち上げ。
情報量が宝探し番組の最終回です。
これでワクワクしないほうが難しいです☕
小五郎は島に招かれますが、やがて命を狙われる展開に。
招待されたと思ったら命を狙われる。
米花町の招待状は、だいたい裏に注意書きが必要です。
初期らしいホラー感と冒険感があり、今見てもかなり印象に残ります。
ホラーと冒険が同居しているのが良いんですよ。
子どものころの夏休みの怖い話と、宝の地図を一緒に渡された感じです🌙
なぜマイナーなのに面白いのかというと、アニオリでありながらスケールが大きく、島・金塊・幽霊船・小五郎ピンチという要素が詰まっているからです。
この詰め込み方、深夜のコンビニで買いすぎた袋みたいです。
でも全部食べたい。
全部見たい。
公式あらすじでも、水軍伝説のある小島、沈没したはずの竜神丸、10億円の金塊探し、小五郎を狙った罠が描かれています。
水軍伝説、竜神丸、10億円の金塊。
もう単語が強すぎて、事件のほうから腕まくりして来ています。
小五郎を狙った罠まであるなら、これは見ないと損です🎬
第150・151話「自動車爆発事件の真相」
小五郎が好きなら、第150・151話「自動車爆発事件の真相」はかなりおすすめです。
小五郎ファンには、こういう回が定期的に必要です。
普段のギャグ小五郎で笑って、こういう回で黙って缶コーヒーを握る。
それが正しい夜の作法です☕
小五郎が学生時代に家庭教師をしていた教え子と再会し、その直後に車の爆発事件が起きます。
学生時代の教え子と再会、までは人情ドラマです。
その直後に車が爆発。
展開のハンドルが急に効きすぎています。
事件そのものは重く、普段のおちゃらけた小五郎とは違う、真剣な表情が印象に残る回です。
小五郎の真剣な顔は、普段との落差で刺さります。
居酒屋の大将が急に剣豪の目になるようなものです。
この回の良さは、事件が小五郎の過去の人間関係と関わっていることです。
過去の人間関係が絡むと、小五郎の輪郭が濃くなります。
ただの眠らされ役じゃないんだよ、と画面が言ってくる感じです。
小五郎がただ眠らされるだけの存在ではなく、事件に感情を持って向き合う姿が描かれます。
この「感情を持って向き合う」がいいんです。
推理だけじゃなく、心で事件を受け止める小五郎。
こっちも茶化せなくなります🥱
なぜマイナーなのに面白いのかというと、小五郎の「人情」と「探偵としての責任感」が見えるからです。
人情と責任感。
この2つが小五郎の奥にあるから、普段のダメっぽさも愛せるんですよ。
安いネクタイの奥に、ちゃんと芯があります。
公式あらすじでも、小五郎の教え子との再会直後に爆発事件が起こり、小五郎が真犯人逮捕を決意する流れが紹介されています。
真犯人逮捕を決意する小五郎、良いですね。
こういう時の「おっちゃん」は、ちゃんと探偵です。
酒瓶じゃなくて信念を持っています🎬
第471話「レンタカー制御不能!」
第471話「レンタカー制御不能!」は、単発の爆弾サスペンスとしてかなり見応えがあります。
タイトルからしてアクセルが戻らない感じです。
レンタカーなのに命まで借りる羽目になるの、勘弁してほしいです。
コナン、蘭、小五郎がレンタカーで温泉へ向かう途中、車に爆弾が仕掛けられていることが判明します。
温泉へ向かう途中に爆弾。
癒やしの予定が、全身緊張ツアーに変わります。
入浴前に血圧が上がるタイプの旅行です♨️
しかも、車は一定速度以下になると爆発するという危険な状況です。
一定速度以下になると爆発。
これはもう道路交通法どころではありません。
ブレーキが恐怖になる設定、単発回として強いです。
この回は、シンプルにハラハラします。
難解な専門知識より、今すぐ止まれない怖さで押してくるタイプです。
視聴者の心拍もスピードメーターと連動します。
車内という限られた空間で、どう危機を切り抜けるのかを見守るタイプの回です。
車内という狭さが効いています。
逃げられない、降りられない、でも考え続けなきゃいけない。
深夜の眠気も吹き飛びます🌙
なぜマイナーなのに面白いのかというと、小五郎・蘭・コナンの関係性が緊急事態の中でよく出るからです。
危機の中で家族っぽさが出るの、いいんですよね。
普段の掛け合いがあるから、緊急時の一言が効きます。
小五郎の父親らしさや冷静さも感じられ、普段とは違う魅力があります。
小五郎が父親の顔になる瞬間、視聴者は静かに背筋を伸ばします。
ダメ親父っぽく見えて、ちゃんと守る時は守る。
これだから小五郎は侮れません☕
公式あらすじでも、レンタカーに爆破装置が仕掛けられ、速度を落とせない状況が説明されています。
速度を落とせない状況、説明だけで胃が重いです。
サービスエリアのソフトクリームどころじゃありません。
第962〜964話「毛利小五郎大講演会」
近年のアニオリで、小五郎回として満足度が高いのが「毛利小五郎大講演会」です。
大講演会という響きがもう良いです。
小五郎が壇上に立つだけで、何か起きる予感が会場の天井から吊られています。
3話構成なので、単発アニオリよりも見応えがあります。
3話構成は贅沢です。
深夜に「前編だけ」と思っても、中編、後編まで吸い込まれる危険があります。
睡眠時間、事件現場で発見されがちです🥱
小五郎の講演会を軸に、妃英理、コナン、蘭なども絡み、事件も複数の要素が重なっていきます。
小五郎、妃英理、コナン、蘭。
このメンバーが揃うと、家族劇と推理劇が同時に走ります。
舞台裏がもう忙しいです。
この回の魅力は、「小五郎が主役の大きめエピソード」として楽しめることです。
小五郎主役の大きめエピソード、これだけでファンにはごちそうです。
いつも脇で笑わせてくれる人が中央に来ると、作品の空気が少し変わります。
軽いギャグだけで終わらず、事件・推理・人間関係がしっかりあります。
ギャグもある、事件もある、推理もある、人間関係もある。
深夜の幕の内弁当、再びです。
しかも今回は小五郎印です🎬
なぜマイナーなのに面白いのかというと、近年アニオリの中でも構成に力が入っており、3話分の満足感があるからです。
近年アニオリだからと油断してはいけません。
ちゃんと腰を据えて見られる回があるんです。
長寿アニメの底力、油断したころに出てきます。
公式ページでも、第962話前編、第963話中編、第964話後編として、小五郎の講演会をめぐる事件が描かれています。
前編・中編・後編。
この三段構え、昔のビデオデッキなら録画予約で緊張するやつです。
今は配信で見られる時代ですが、気持ちはVHSの爪を折るくらい本気でいきましょう☕

蘭・園子・少年探偵団が活躍するマイナー回
ここでは、メインストーリーの重要回ではないものの、キャラクターの魅力が出ている回を紹介します。
重要回じゃないからこそ、日常の表情が見えるんです。
大きな伏線の看板を下ろした時に、キャラの素の良さが出る。
これ、長寿アニメのうまみです🌙
第196話「見えない凶器 蘭の初推理」
蘭が好きな人にまず見てほしいのが、第196話「見えない凶器 蘭の初推理」です。
タイトルに「蘭の初推理」とあるだけで、蘭ファンは姿勢を正すべきです。
空手だけじゃない蘭が来ます。
心の畳を整えてください。
タイトル通り、蘭が推理に関わる珍しい回です。
蘭が推理に関わる珍しい回という事実だけで価値があります。
新一やコナンの隣にいるだけじゃない、蘭自身の目が動く回です。
蘭と園子がホテルの近くで車に轢かれそうになり、運転していた女性の様子に蘭が違和感を覚えるところから始まります。
車に轢かれそうになる導入から、女性の様子への違和感へつながる流れがいいんです。
蘭の優しさが、ただの心配で終わらず観察になる。
ここにキャラの芯があります☕
この回の魅力は、蘭の優しさと観察力です。
蘭って強いだけじゃないんですよね。
人の変化に気づく優しさがある。
拳の強さより、こういう心の筋力が刺さります。
普段は空手の強さや新一への想いが注目されがちですが、この回では「人の異変に気づく力」が描かれます。
人の異変に気づく力って、日常の探偵力です。
大げさな推理道具より、目の前の人をちゃんと見ること。
蘭らしいです🎬
なぜマイナーなのに面白いのかというと、蘭が単なるヒロインではなく、自分で考え、行動する姿を見られるからです。
ヒロインという枠に収まらない蘭を見ると、作品の見え方が少し変わります。
守られるだけじゃなく、気づき、考え、動く。
この蘭、かっこいいです。
公式あらすじでも、蘭が女性の体調不良と夫の様子に違和感を覚え、原因を調べようと決心する流れが紹介されています。
体調不良と夫の様子、その両方を見る蘭の視点が良いです。
違和感を覚えて終わらず、原因を調べようと決心する。
その一歩が、もう立派な推理の入口です🌙
第225話「商売繁盛のヒミツ」
第225話「商売繁盛のヒミツ」は、少年探偵団の日常回としておすすめです。
少年探偵団の日常回は、殺伐とした事件続きの胃にやさしいお粥です。
ただし米花町のお粥なので、底に謎が沈んでいます。
コナンたちの同級生が「家に怪しいおじさんがいる」と相談してくるところから始まります。
家に怪しいおじさんがいる。
子ども目線だと本気で怖いです。
大人なら見落とす違和感を、少年探偵団が拾うのがこの手の回の良さです☕
事件のスケールは大きくありませんが、身近な謎を解いていく楽しさがあります。
世界を揺るがす事件じゃなくていいんです。
近所の違和感、家庭の不思議、日常のひっかかり。
そこにこそ小さなミステリーの味があります。
この回は、重すぎないのが魅力です。
重すぎないコナン、定期的に必要です。
毎回命がけだと、視聴者のメンタルが米花町の警察無線みたいに忙しくなります。
黒の組織や殺人事件の重さから離れて、気軽にコナンを楽しみたいときに向いています。
黒の組織から離れる夜、あります。
今日はコードネームより駄菓子屋のレジ横が見たい。
そんな夜にちょうどいいです🥱
なぜマイナーなのに面白いのかというと、少年探偵団らしい「子どもの目線の違和感」が活きているからです。
子どもの目線って、侮れません。
大人が慣れでスルーするものを、子どもは「なんか変」と言える。
その「なんか変」が事件の鍵になります。
公式あらすじでも、同級生・倫太郎が少年探偵団に相談する導入が紹介されています。
同級生からの相談という距離感が良いです。
大事件の依頼状ではなく、友だちの不安から始まる。
こういう小さな入口、好きです🎬
第418話「米花町グルニエの家」
第418話「米花町グルニエの家」は、日常の中に少し不穏な空気が漂う回です。
タイトルだけ見ると住宅情報誌みたいですが、米花町の家です。
油断できません。
収納スペースより秘密のほうが多そうです。
歩美が見つけたかわいい新築の家を見に行くところから始まり、その家の構造や買い主に対してコナンが違和感を覚えていきます。
かわいい新築の家を見に行くだけなら平和です。
でもコナンが違和感を覚えた瞬間、物件情報が事件情報に変わります。
大事件というより、「あれ、なんか変だな」という小さな引っかかりから進むタイプです。
この小さな引っかかりが怖いんです。
派手な悲鳴より、日常のズレのほうが眠る前に残ることがあります🌙
なぜマイナーなのに面白いのかというと、米花町の日常にひそむ不気味さがよく出ているからです。
米花町の日常って、平和そうな顔をして事件の靴を履いています。
新築の家も例外ではありません。
壁紙の奥に疑問が貼られています。
公式あらすじでも、グルニエから毛利探偵事務所の窓が見えることや、家の買い主に違和感があることが描かれています。
グルニエから毛利探偵事務所の窓が見える。
その情報だけで、背中が少し冷えます。
見えているのは窓か、それとも運命の導火線か。
第426話「蘭へのラブレター」
第426話「蘭へのラブレター」は、蘭とコナンのラブコメ要素を軽く楽しめるマイナー回です。
ラブコメ要素を軽く楽しめるコナン、いいですね。
事件続きの中で出てくる恋の揺れは、深夜のブラックコーヒーに落とす角砂糖です☕
蘭の下駄箱にラブレターのような手紙が入っているところから始まります。
下駄箱にラブレター。
平成の学校ラブコメの香りがします。
スマホじゃなく紙というだけで、胸が少しざわつきます。
それを知ったコナンの動揺も見どころです。
コナンの動揺、これが良いんです。
普段は推理で大人を圧倒するのに、蘭の恋愛話になると心の中が交通渋滞します。
ただの恋愛回ではなく、そこに日常の事件が絡んでいくので、コナンらしいバランスがあります。
恋だけで終わらない、事件だけでも終わらない。
この混ざり方がコナンです。
甘いものを食べていたら、皿の下に謎が挟まっている感じです🎬
なぜマイナーなのに面白いのかというと、新一と蘭の大きな恋愛重要回ほど有名ではないものの、日常の中で二人の関係性を楽しめるからです。
大事件の恋愛回ももちろん良いですが、日常の小さな動揺も味があります。
恋は大花火だけじゃなく、線香花火もいいんです。
公式あらすじでも、蘭がラブレターを受け取り、コナンが動揺する流れが紹介されています。
蘭が受け取り、コナンが揺れる。
これだけで視聴者はニヤつきます。
深夜に一人でニヤつくと窓に映る自分が少し怖いですが、それもまたコナン時間です🌙
第936話「フードコートの陰謀」
第936話「フードコートの陰謀」は、少年探偵団が中心になる近年のアニオリ回です。
なお、この回ではコナン本人は不在気味で、光彦たちの前に“妄想のコナン”が現れるという珍しい構成になっています。
フードコートに陰謀。
普通ならポテトとラーメンとクレープが並ぶ場所です。
そこに陰謀を置くな、と思いつつ見たくなるのが人間です。
光彦、元太、歩美が米花町ファーマーズマーケットで不穏な会話を聞いてしまい、事件を疑う流れで進みます。
米花町ファーマーズマーケットという健康そうな場所で不穏な会話。
野菜より疑惑が採れています。
産地直送の不安です🥬
この回は、子どもたちの推理が前面に出るため、重い事件よりも軽めの謎解きを楽しみたい人に向いています。
少年探偵団が前に出ると、事件の空気も少し軽くなります。
でも子どもたちは真剣です。
その真剣さがかわいくて、ちゃんとミステリーとしても見られます☕
なぜマイナーなのに面白いのかというと、少年探偵団だけで状況を読み解こうとする面白さがあるからです。
大人の助けを待つだけじゃなく、自分たちで考える。
この小さな冒険感がいいんです。
放課後の延長線に推理がある感じです。
公式あらすじでも、光彦たちが米花町ファーマーズマーケットで聞いた会話をきっかけに事件を疑う流れが紹介されています。
会話をきっかけに事件を疑う。
耳が良すぎる少年探偵団です。
フードコートで隣席の会話を聞いてしまう大人の我々も、少し見習いたいような、見習わないほうがいいような(笑)
カオスで笑えるマイナー回
ここからは、普通のミステリーとは違う意味で面白い回です。
ここからはネタバレ!
とはいえ、真犯人や核心をズバッとは言いません。
ただし、作品の「妙な味」については踏み込みます。
深夜のテンションを上げて読んでください🌙
「これ本当にコナン?」と思うような回もありますが、神回ランキングでは拾われにくいので、マイナー回記事ではぜひ入れておきたい枠です。
王道の名店ばかり食べていると、たまに謎の自販機グルメが恋しくなるでしょう。
それです。
変なコナンには変なコナンの栄養があります。
第135話「消えた凶器捜索事件」
第135話「消えた凶器捜索事件」は、ファンの間で「ハンガー回」として語られることもある有名なネタ回です。
ハンガー回。
この言葉だけで、コナンを知っている人の顔が少しだけ遠くを見ます。
洗濯物を干す道具に、ここまで物語の圧が乗ることありますか。
事件自体は美容師の女性が殺害されるというものですが、この回が語り継がれる理由は、終盤のインパクトにあります。
美容師の女性が殺害されるという事件は重いです。
でも終盤のインパクトが強すぎて、視聴後の脳内で別の鐘が鳴ります。
いや、クセがすごい!
ネタバレを避けるなら、犯行の真相そのものよりも、動機のクセが強すぎる回と言っておくのがちょうどいいです。
動機のクセが強い回は、ある意味で記憶に残ります。
名推理というより、視聴者の感情が椅子から立ち上がるタイプです🥱
なぜマイナーなのに面白いのかというと、王道の神回とはまったく別方向で記憶に残るからです。
正統派の美味しさではなく、変化球の忘れられなさ。
深夜に食べた謎味のスナックみたいに、翌日も思い出します。
公式あらすじでも、美容師の女性が殺害され、消えた凶器を探す展開が紹介されています。
消えた凶器を探すというミステリーの基本に、あの語り継がれる味が乗る。
このバランスが、なんとも言えないんです🎬
第736話「毛利小五郎像の秘密」
第736話「毛利小五郎像の秘密」は、タイトルの時点でかなり気になる回です。
毛利小五郎像。
まず像があるのが面白いです。
偉人なのか、観光資源なのか、本人が見たらどんな顔をするのか。
毛利小五郎の像が出てくるというだけで、いつもの本格ミステリーとは違う空気があります。
像が出ると、空気が一気に記念館寄りになります。
でもそこはコナン。
記念撮影だけで終わるわけがありません。
小五郎ファン向けでありながら、少し変なコナンを楽しみたい人にもおすすめです。
小五郎ファンはもちろん、変な方向に伸びた枝を愛でたい人にも刺さります。
盆栽でいうなら、だいぶ曲がってるけど味がある枝です🌙
なぜマイナーなのに面白いのかというと、小五郎というキャラクターの人気や扱われ方を、かなりコミカルな方向から楽しめるからです。
小五郎は作品内でも愛され、いじられ、持ち上げられ、落とされる男です。
その振れ幅が像という形になると、妙な笑いが生まれます。
大きな重要回ではありませんが、印象には残ります。
重要回じゃなくても、記憶の棚に残る回ってあります。
むしろ重要じゃないからこそ、変な形のまま残るんです。
公式ページでも「毛利小五郎像の秘密」として事件ファイルが公開されています。
公式がちゃんとこのタイトルで置いているのがまた良いです。
事件ファイルの中に小五郎像。
米花町、観光と事件の境界が曖昧です☕
第797話「夢みる乙女の迷推理」
第797話「夢みる乙女の迷推理」は、ゲストキャラの濃さで印象に残る回です。
タイトルの「迷推理」がもう楽しいです。
名推理じゃなく迷推理。
一本道かと思ったら、玄関先で迷子です。
小五郎のもとに女子大生が依頼に訪れるところから始まりますが、この依頼人のキャラクターがかなり強烈です。
小五郎の事務所に強烈な依頼人が来ると、だいたい空気が濃くなります。
味噌汁でいうなら赤だしです。
しかも煮詰まっています。
この回は、本格ミステリーというよりも、ゲストキャラに振り回される楽しさがあります。
コナンには、トリックよりキャラの圧で覚えている回があります。
このタイプです。
推理の道を歩いていたはずが、ゲストキャラのテンションに横から自転車で追い抜かれます🎬
なぜマイナーなのに面白いのかというと、単発アニオリならではの自由さがあるからです。
単発アニオリは、時々びっくりするほど自由です。
本筋の巨大な線路から少し外れて、妙な駅に停まってくれます。
その駅前に変な銅像がある感じです。
公式あらすじでも、小五郎が女子大生・中居芙奈子から依頼を受ける導入が確認できます。
中居芙奈子という名前も、単発ゲストらしい存在感があります。
依頼人が濃い回は、事件の前に空気がもう動いています🌙
第943話「東京婆ールズコレクション」
第943話「東京婆ールズコレクション」は、カオス回としてかなり強いです。
このタイトル、まず読ませる気が強いです。
東京ガールズではなく、東京婆ールズ。
文字面の破壊力で深夜の眠気が飛びます。
小五郎のもとに女性ファンから招待状が届き、もんじゃ焼きの店を訪れるところから始まります。
女性ファンから招待状、もんじゃ焼きの店。
この時点ではまだ人情コメディの香りがあります。
でもタイトルを思い出すと、鉄板の上で何かが焼ける音が不穏です。
しかし、そこからの展開はかなり独特です。
独特という言葉で包んでいますが、実際にはだいぶ自由です。
もんじゃの生地みたいに、話が鉄板の上で広がります。
普通の事件回を期待して見ると驚くかもしれませんが、変化球のコナンを見たい人には刺さります。
普通の事件回だと思って口に入れたら、想像と違うスパイスが来る回です。
でもそれがクセになる。
深夜の味覚はだいたいバグっています。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、「ミステリー」というより、アニオリの自由さを楽しむ回だからです。
推理の美しさだけでなく、作品の振り幅を楽しむ。
長く続いたアニメだからこそできる遊びです。
公式あらすじでも、月島のもんじゃ焼き店、老婆、東京婆ールズコレクションという強烈な要素が並んでいます。
月島のもんじゃ焼き店、老婆、東京婆ールズコレクション。
この三語を一列に並べた人、なかなかの胆力です。
冗談はよしこさん、と言いたくなるのに本当にある回です☕
第955話「昆虫人間のヒミツ」
第955話「昆虫人間のヒミツ」は、タイトルからしてただ者ではありません。
昆虫人間。
この四文字で、ミステリー脳が一瞬停止します。
犯人探しの前にジャンル確認が必要です。
コナンたちが「村営昆虫人間牧場」がある黒野須駅に降り立つ、という導入だけでかなり独特です。
村営昆虫人間牧場。
声に出すとさらにすごいです。
村営であることが妙に現実味を足してきます。
自治体、何を運営しているんですか。
この回は、本格推理を期待するよりも、アニオリの奇妙な世界観を楽しむのがおすすめです。
本格推理の背筋で見るより、少しソファに沈んで「何を見せられているんだろう」と楽しむのが正解です。
深夜の脳にちょうどいい謎の栄養です🥱
なぜマイナーなのに面白いのかというと、普通のコナンではなかなか出てこない言葉や設定が次々出てくるからです。
コナンの中でも、ここまで言葉のパンチが強い回は貴重です。
見終わったあと、タイトルをもう一度確認したくなります。
配信サービスのあらすじでも、昆虫人間牧場や昆虫の仮装をした村の子どもたちが紹介されています。
昆虫の仮装をした村の子どもたち。
かわいいのか、怖いのか、判断が深夜のWi-Fiみたいに不安定になります。
でもその不安定さが味です🌙
第1028話「ケーキを愛する女のバラード」
第1028話「ケーキを愛する女のバラード」は、近年のアニオリの中でもかなり印象が強い回です。
ケーキを愛する女のバラード。
タイトルだけなら甘い恋愛映画みたいです。
でもコナンです。
砂糖の袋にミステリーが混ざっています🍰
元太、光彦、歩美が廃墟の前で右手を発見するところから始まり、そこからかなり奇妙な展開に進んでいきます。
廃墟の前で右手を発見。
導入がもう強すぎます。
ケーキの話かと思っていたら、いきなり画面が別の温度になります。
タイトルは少しロマンチックですが、実際はかなりクセがあります。
ロマンチックなタイトルと中身のギャップが大きいです。
喫茶店でショートケーキを頼んだら、皿の下から謎のメモが出てくる感じです。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、事件の入り口から結末まで、近年アニオリらしい大胆さがあるからです。
近年アニオリの大胆さは、時々すごい角度から飛んできます。
長寿番組が長寿だからこそできる、筋肉の柔らかさです🎬
公式あらすじでも、廃墟、右手、移動する血痕、ケーキを食べていた女性など、強い要素が並んでいます。
廃墟、右手、移動する血痕、ケーキを食べていた女性。
単語の並びが強すぎて、脳がバグる。
でも不思議と気になって再生してしまう。
これがコナン沼です。
第1089話「天才レストラン」
第1089話「天才レストラン」は、近年のコナンの自由さを感じたい人におすすめです。
天才レストラン。
料理番組のようで、教育番組のようで、でもコナンです。
皿の上に何が出てくるかわかりません。
新装開店した駄菓子屋に少年探偵団がやってくるところから始まります。
新装開店の駄菓子屋。
この導入は最高に日常です。
元太がいれば、もう何か食べる気配がします。
タイトルだけでは内容が読みにくいですが、見始めると独特のテンポに引き込まれます。
内容が読みにくいタイトルって、近年アニオリの楽しさでもあります。
入ってみるまで店の味がわからない。
それがまたいいんです☕
この回は、正統派ミステリーというより「変なものを見た」という満足感があるタイプです。
変なものを見た満足感。
これ、立派な視聴体験です。
正統派の満腹とは違う、夜食の変な組み合わせが妙にうまかった時の感覚です。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、長寿アニメだからこそできる実験的な空気があるからです。
長寿アニメは、王道もできるし寄り道もできる。
寄り道の先で、たまに妙な花が咲いているんです。
黒の組織や重要キャラ回とは別の方向で、コナンの懐の広さを感じられます。
メインストーリーの緊張感とは別に、こういう遊びの余白があるからコナンは長く楽しめます。
一軒の店にラーメンもカレーもパフェもあるような懐です。
公式ページでも、第1089話として2023年7月8日に放送された「天才レストラン」が確認できます。
2023年7月8日放送という具体的な日付を見ると、近年の怪作としての立ち位置がはっきりします。
令和のコナン、まだまだ攻めています🌙

旅行・日常系で見やすいマイナー回
重すぎる事件ではなく、旅行気分や日常の謎を楽しみたい人におすすめの回です。
毎晩ヘビー級の事件ばかり見ていると、心の胃袋がもたれます。
ここでは少し軽め、でもちゃんと味のある回を拾います☕
第37話「サボテンの花殺人事件」
第37話「サボテンの花殺人事件」は、初期アニオリの中でもしっとりした雰囲気のある回です。
サボテンの花という言葉が、もう少し寂しげです。
派手なバラではなくサボテン。
棘の奥に感情がありそうで、深夜向きです🌵
小五郎に人探しの依頼が来るところから始まります。
人探しの依頼から始まるコナンは、事件の入口が人間ドラマ寄りになります。
誰かを探すという行為には、必ず過去の匂いがあります。
依頼人が描いた似顔絵にコナンが違和感を覚える、という導入がとてもコナンらしいです。
似顔絵への違和感。
小さすぎる入口ですが、コナンはそこから入れます。
名探偵はドアが閉まっていても、違和感の隙間から入っていきます。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、派手な殺人事件ではなく、人の感情や過去にじわじわ近づいていくタイプの話だからです。
じわじわ近づくタイプの話は、深夜に見ると染みます。
爆音ではなく、遠くの踏切の音みたいに残ります。
初期コナンの落ち着いた空気が好きな人に向いています。
初期の空気には、今とはまた違う余白があります。
背景の静けさ、キャラの間、事件の湿度。
全部が少し懐かしいんです。
公式あらすじでも、小五郎への人探し依頼と、コナンが似顔絵に違和感を覚える流れが紹介されています。
人探し依頼と似顔絵の違和感。
この控えめな材料から一本作るのが初期アニオリの味です🎬
第554・555話「こうのとりミステリーツアー」
「こうのとりミステリーツアー」は、旅行ミステリーが好きな人におすすめです。
ミステリーツアーという言葉、旅行会社ならワクワクですが、コナンだと少し身構えます。
土産物屋の奥に事件が待っていそうです。
前編は「蘭捜索編」、後編は「陽菜追跡編」となっており、旅先で事件が展開していきます。
蘭捜索編、陽菜追跡編。
タイトルだけで動きがあります。
旅先なのにのんびり観光させてくれません。
平次が絡むのもポイントです。
平次が絡むと、会話のテンポが一気に跳ねます。
推理にもツッコミにも関西の加速装置がつきます。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、メインストーリーの重要回ではないものの、旅情とキャラクターの掛け合いを楽しめるからです。
旅情と掛け合い。
この組み合わせ、味がいいです。
観光気分で入り、キャラの会話で笑い、事件で引っ張られる。
重すぎず、でも前後編として見応えがあります。
軽いけど薄くない。
このバランスが良いんです。
深夜に見る前後編として、ちょうど睡眠を削ってきます🥱
公式ページでも、第554話「こうのとりミステリーツアー(蘭捜索編)」と第555話「こうのとりミステリーツアー(陽菜追跡編)」が確認できます。
前後編のタイトルがきれいに分かれているので、視聴順も迷いません。
ただし見始めたら後編まで行くと思ってください。
途中下車は難しいです☕
第694話「消えた老舗の和菓子」
第694話「消えた老舗の和菓子」は、京都を舞台にした日常寄りの謎解き回です。
なお、第694話は劇場版『絶海の探偵』関連のプレストーリー的な位置づけでもありますが、単体でも楽しめます。
京都、老舗、和菓子。
この三語だけでお茶が欲しくなります。
でもそこに「消えた」がつく。
甘味処に推理の影です🍵
コナンたちは京都にやってきますが、そこで老舗和菓子店の商品が消える事件に関わることになります。
京都に来たら観光したいところですが、コナンがいると商品も平和も消えます。
老舗和菓子店の商品が消えるというスケール感が、逆に見やすいんです。
殺人事件ではなく、消えた和菓子をめぐる謎なので、軽めに見られるのが魅力です。
殺人事件ではないというだけで、視聴者の肩が少し下がります。
和菓子の謎なら、寝る前でもまだ胃に優しいです。
ただしお腹は空きます。
なぜマイナーなのに面白いのかというと、日常の小さな事件をコナンらしい推理で見せてくれるからです。
小さな事件でも、推理の筋が通るとちゃんと面白い。
コナンの強さは、爆弾がなくても謎を料理できるところです。
公式あらすじでも、京都限定の和菓子が消える事件として紹介されています。
京都限定の和菓子が消える。
限定品が消えるのは、旅行者には普通に大事件です。
お土産リストが泣いています🎬
第976話「追跡!探偵タクシー」
第976話「追跡!探偵タクシー」は、小五郎ファンなら見ておきたい変化球回です。
探偵タクシーという言葉がもう楽しいです。
乗ったら目的地より先に事件現場へ連れていかれそうです。
小五郎とコナンが、行方不明になったペットのアルマジロを探す依頼を受けるところから始まります。
ペットのアルマジロ。
犬でも猫でもなくアルマジロ。
依頼の時点で、変化球が外角低めに決まっています。
さらに、小五郎の大ファンを名乗るタクシー運転手が登場し、話が妙な方向へ転がっていきます。
小五郎の大ファンを名乗るタクシー運転手。
この人物が出てきた時点で、車内の空気は普通じゃありません。
メーターよりテンションが上がります🚕
なぜマイナーなのに面白いのかというと、小五郎に対するファン目線を作中で楽しめるからです。
作中の小五郎ファンを見ると、視聴者としても少し照れます。
わかる、でもそんなに真っ直ぐ言われるとこっちが恥ずかしい。
そういう妙な楽しさがあります。
事件そのものよりも、キャラ同士のやり取りが印象に残ります。
こういう回は、謎の解決より会話のリズムが記憶に残るんです。
小五郎というキャラの周辺温度がよく見えます。
公式あらすじでも、小五郎の大ファンであるタクシー運転手が登場することが紹介されています。
公式あらすじに「小五郎の大ファンであるタクシー運転手」が出るだけで、もう見たくなります。
ファン心理と事件の交差点、信号はたぶん黄色です🌙
有名すぎるのでこの記事では除外した王道の神回
この記事では、以下のような有名回はあえて詳しく紹介していません。
これは冷遇ではありません。
むしろ殿堂入りです。
お弁当で言えば唐揚げです。
うまいのは全員知っています。
- 第11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」
- 第34・35話「山荘包帯男殺人事件」
- 第50話「図書館殺人事件」
- 第52話「霧天狗伝説殺人事件」
- 第304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」
- 黒の組織関連の重要回
- 赤井秀一・安室透関連の重要回
- 工藤新一と毛利蘭の恋愛重要回
- 灰原哀やベルモット、ラムに関わる重要回
第11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」は、もう説明不要の初期名作です。
あの回を知らずにコナンの夜は語れません。
でも今回は脇道を照らす記事なので、あえて一歩引きます。
第34・35話「山荘包帯男殺人事件」は、初期ホラーの代表格です。
包帯男という単語だけで、子どものころの記憶が廊下を走ってきます。
第50話「図書館殺人事件」も強すぎます。
図書館という静かな場所に、あの圧を置くのは反則です。
第52話「霧天狗伝説殺人事件」は、伝承系コナンの看板です。
霧と天狗と事件、そりゃ語られ続けます。
第304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」は、タイトルからして巨大です。
もう映画みたいな重量感があります。
黒の組織関連の重要回は、コナン本筋の心臓部です。
赤井秀一・安室透関連の重要回も、人気と情報量がすごいです。
工藤新一と毛利蘭の恋愛重要回は、ラブコメの本流です。
灰原哀やベルモット、ラムに関わる重要回も、物語の核心へ向かう強い回です。
これらは確かに面白いですし、コナンを語るうえで外せない回です。
外せないどころか、柱です。
でも柱ばかり眺めていると、床の間に置かれた変な置物の魅力を見逃します。
ただし、「コナン 面白い回 マイナー」と検索している人は、おそらくこうした有名回をすでに知っているはずです。
そうなんです。
この記事に来たあなたは、もう表の名店は巡った人です。
次は裏メニューです☕
王道の神回をまとめて知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
内部リンク:名探偵コナンの絶対に外せない面白い回まとめ
まず王道を押さえてからマイナーへ行くのも良し。
逆にマイナー回から入って「コナンって広いな」と感じるのも良しです。
入口はどこでも、沼は深いです🌙

どれから見る?目的別おすすめルート
最後に、どの回から見るべきか迷う人向けに、目的別のおすすめルートをまとめます。
ここは深夜の分岐点です。
配信画面の前で固まっているあなたに、ヨフカシが懐中電灯を渡します🔦
本格ミステリーを楽しみたい人
- 第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」
- 第379・380話「秘湯雪闇振袖事件」
- 第92・93話「恐怖のトラヴァース殺人事件」
- 第110・111話「料理教室殺人事件」
- 第45話「顔パック殺人事件」
雰囲気やトリック重視で見たい人は、この順番がおすすめです。
第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」でホラー寄りの密室を浴び、第379・380話「秘湯雪闇振袖事件」で雪と伝承に沈みます。
そこから第92・93話「恐怖のトラヴァース殺人事件」で山岳サスペンスの緊張を味わい、第110・111話「料理教室殺人事件」で日常空間のトリックを楽しみます。
最後に第45話「顔パック殺人事件」で初期単発のコンパクトな推理に戻る。
これはミステリー好きの夜食コースです☕
小五郎が活躍する回を見たい人
- 第150・151話「自動車爆発事件の真相」
- 第471話「レンタカー制御不能!」
- 第962〜964話「毛利小五郎大講演会」
- 第976話「追跡!探偵タクシー」
- 第61・62話「幽霊船殺人事件」
普段のおちゃらけた小五郎ではなく、父親・探偵・人情家としての小五郎を見たい人におすすめです。
第150・151話「自動車爆発事件の真相」は、人情と責任感の小五郎。
第471話「レンタカー制御不能!」は、緊急事態で見える父親らしさ。
第962〜964話「毛利小五郎大講演会」は、主役としての小五郎をしっかり味わえる長編。
第976話「追跡!探偵タクシー」は、小五郎ファン目線まで楽しめる変化球。
第61・62話「幽霊船殺人事件」は、初期の不気味さと小五郎ピンチが詰まった前後編です。
小五郎を笑う夜もいいですが、小五郎に惚れ直す夜も必要です🎬
蘭や少年探偵団の回を見たい人
- 第196話「見えない凶器 蘭の初推理」
- 第426話「蘭へのラブレター」
- 第225話「商売繁盛のヒミツ」
- 第418話「米花町グルニエの家」
- 第936話「フードコートの陰謀」
重い重要回ではなく、キャラクターの日常や優しさを楽しみたい人向けです。
第196話「見えない凶器 蘭の初推理」では、蘭の観察力と行動力が光ります。
第426話「蘭へのラブレター」では、蘭とコナンのラブコメ的な揺れを楽しめます。
第225話「商売繁盛のヒミツ」は、少年探偵団らしい身近な謎。
第418話「米花町グルニエの家」は、日常の不穏がじわじわ来ます。
第936話「フードコートの陰謀」は、近年アニオリらしい軽めの少年探偵団回です。
重い本筋から少し離れて、キャラの日常の呼吸を感じたい夜にぴったりです🌙
カオスなコナンを見たい人
- 第135話「消えた凶器捜索事件」
- 第943話「東京婆ールズコレクション」
- 第955話「昆虫人間のヒミツ」
- 第1028話「ケーキを愛する女のバラード」
- 第1089話「天才レストラン」
普通の推理回に飽きた人は、このあたりを見ると「コナンってこんな回もあるのか」と驚くはずです。
第135話「消えた凶器捜索事件」は、語り継がれるハンガー回。
第943話「東京婆ールズコレクション」は、タイトルからして横綱級の変化球。
第955話「昆虫人間のヒミツ」は、言葉のインパクトだけで夜を越えます。
第1028話「ケーキを愛する女のバラード」は、甘いタイトルと不穏な中身のギャップが強烈です。
第1089話「天才レストラン」は、近年の自由なコナンを味わえる怪作。
カオス回は、作品の器の広さを知るための深夜サプリです🥱
コナンのマイナーで面白い回に関するよくある質問
コナンのマイナー回とは何ですか?
この記事では、神回ランキング常連ではないものの、単発エピソードとして満足度が高い回をマイナー回としています。
つまり「知られていないから弱い」ではなく、「もっと知られていいのに奥にいる」回です。
商店街の奥の喫茶店みたいな存在です☕
黒の組織や赤井・安室関連の重要回ではなく、アニオリ、日常回、小五郎回、少年探偵団回、カオス回などを中心に選んでいます。
メインストーリーの巨大な流れから一度離れて、単発の味を楽しむための選出です。
派手な高速道路ではなく、夜の側道を走る楽しさがあります🌙
アニオリでも面白い回はありますか?
あります。
ありますとも。
アニオリだからといって、軽く見たらもったいないです。
米花町の路地裏には、まだまだ看板の出ていない名店があります。
特に「呪いの仮面は冷たく笑う」「レンタカー制御不能!」「毛利小五郎大講演会」「秘湯雪闇振袖事件」などは、アニオリでも見応えがあります。
「呪いの仮面は冷たく笑う」はホラー密室の満足感。
「レンタカー制御不能!」は単発爆弾サスペンスのスピード感。
「毛利小五郎大講演会」は3話構成の見応え。
「秘湯雪闇振袖事件」は旅情と伝承の雰囲気。
それぞれ味が違うので、気分で選べます🎬
また、「東京婆ールズコレクション」「昆虫人間のヒミツ」「天才レストラン」のように、アニオリならではの自由さを楽しめる回もあります。
この自由さは、長寿アニメの遊び心です。
王道ばかりだと肩がこりますから、たまには謎の横道に入るのも大事です。
黒の組織を知らなくても見られますか?
この記事で紹介した回の多くは、黒の組織の知識がなくても楽しめます。
黒の組織の相関図を頭に入れていなくても大丈夫です。
コードネームの暗記テストはありません☕
むしろ、メインストーリーを追うのに疲れたときや、単発で気軽に見たいときに向いています。
本筋を追い続けると、時々情報量で頭がぎゅうぎゅうになります。
そんな時は単発回で深呼吸しましょう。
米花町で深呼吸するのもまあまあ危険ですが、視聴的には助かります🥱
子どもと一緒に見やすい回はありますか?
軽めに見るなら「商売繁盛のヒミツ」「米花町グルニエの家」「フードコートの陰謀」「消えた老舗の和菓子」あたりがおすすめです。
「商売繁盛のヒミツ」は少年探偵団の日常感。
「米花町グルニエの家」は少し不穏ながら日常ミステリー。
「フードコートの陰謀」は子どもたち中心の軽めの謎解き。
「消えた老舗の和菓子」は殺人事件ではなく和菓子の謎なので見やすいです🍡
ただし、コナンは殺人事件を扱う回も多いため、年齢や苦手な描写に合わせて選ぶのが安心です。
ここは本当に大事です。
コナンは国民的アニメですが、事件は事件。
子どもと見るなら、怖さの度合いを少し気にしてあげるのが親切です🌙
小五郎がかっこいいマイナー回はどれですか?
おすすめは「自動車爆発事件の真相」「レンタカー制御不能!」「毛利小五郎大講演会」です。
この3本は、小五郎の違う顔が見えます。
人情、父親らしさ、主役感。
普段のズッコケだけじゃない小五郎を味わえます☕
特に「自動車爆発事件の真相」は、小五郎の人情や責任感が見える回としておすすめです。
小五郎の過去の人間関係が絡むので、事件に対する温度が違います。
笑わせるだけのおっちゃんじゃない。
ちゃんと背負うものがある男です🎬
カオス回を見るならどれからがおすすめですか?
まずは第135話「消えた凶器捜索事件」がおすすめです。
伝説のハンガー回として語られることもあるので、カオス入門にはちょうどいいです。
深夜の扉を開けるには、なかなか強い鍵です。
その後に「東京婆ールズコレクション」「昆虫人間のヒミツ」「ケーキを愛する女のバラード」「天才レストラン」と進むと、コナンのアニオリの自由さを段階的に楽しめます。
この順番は、普通の道から少しずつ脇道へ入り、最後には地図にない屋台に着くコースです。
戻れなくなるかもしれませんが、それもまた深夜の楽しみです🌙
配信サービスで見られますか?
名探偵コナンは、Hulu、Amazon Prime Video、Netflix、ABEMA、Disney+、DMM TV、TELASA、Lemino、U-NEXTなどで配信されることがあります。
配信サービス名がずらっと並ぶと、現代の視聴者は嬉しい半面、どこで見られるか探す旅が始まります。
Netflix中毒のヨフカシとしては、配信検索の時間まで含めて夜の儀式です☕
ただし、配信対象シーズンや各話の有無はサービスごとに異なり、時期によって変わるため、視聴前に各公式サービスで最新情報を確認してください。
ここは本当に変わります。
昨日あった回が今日ない、なんてことも配信界では普通にあります。
油断すると「見ようと思っていたのに消えた」という令和の怪談になります。
違法アップロード動画での視聴は避け、公式配信やDVD・Blu-rayなど正規の方法で楽しみましょう。
これは大事です。
作品を楽しむなら、作った人たちにちゃんと届く形で見たいです。
深夜のオタクにも筋はあります🎬

【ヨフカシの深夜の豆知識】公式アーカイブとアニオリの底力🌙
ここでヨフカシの深夜の豆知識です。
今回の話数やタイトルは、読売テレビの「名探偵コナン」事件ファイルで確認できる公式アーカイブをもとに整理しています。
公式アーカイブがあると、放送日・タイトル・あらすじを確認しながら視聴計画を立てられるので、かなり助かります。
深夜に記憶だけで「あの仮面の回、何話だっけ」と探すと、検索沼に落ちます。
事件を見る前に、自分がネットの迷宮で遭難します🥱
第184話「呪いの仮面は冷たく笑う」、第471話「レンタカー制御不能!」、第962〜964話「毛利小五郎大講演会」、第1089話「天才レストラン」などは、公式ページでも放送日・タイトル・あらすじが確認できます。
つまり、アニオリや近年回でも、ちゃんと作品の履歴として追えるわけです。
これはありがたいです。
長寿アニメは話数が膨大なので、公式アーカイブは米花町の地図みたいなものです。
そして裏話的に見逃せないのは、アニオリ回の振り幅です。
「呪いの仮面は冷たく笑う」のような本格密室ホラーもあれば、「東京婆ールズコレクション」や「昆虫人間のヒミツ」みたいな自由すぎる回もあります。
同じ作品の中で、ここまで空気を変えられるのは長寿アニメならではです。
喫茶ポアロでコーヒーを飲んでいたはずが、気づいたら昆虫人間牧場にいる。
この振り幅、夜更かし民にはたまりません☕
さらに、小五郎回や蘭回、少年探偵団回は、メインストーリーの核心から少し離れるからこそキャラクターの日常的な魅力が見えます。
大きな伏線の影に隠れていた表情が、単発回でふっと出てくるんです。
それがマイナー回を掘る楽しさです。
名店の裏メニュー、ちゃんとあります🎬
ヨフカシの格言
コナンの沼は、神回を見終わったあとからもう一段深くなる。
有名回は入口、マイナー回は夜更けの本棚です。
眠る前に1話だけと思ったその瞬間、米花町の街灯があなたを呼んでいます🌙
まとめ:コナンのマイナー回は「神回の次」に見るともっと面白い
名探偵コナンには、誰もが知っている王道の神回だけでなく、マイナーだけど面白い回がたくさんあります。
王道の神回はもちろん強いです。
でも、その次に見るマイナー回こそ、作品の懐の広さを教えてくれます。
メインストリートを歩いたあと、裏路地に灯る小さな店を見つける感じです☕
特におすすめなのは、以下の5つです。
- 本格ミステリーなら「呪いの仮面は冷たく笑う」
- 小五郎回なら「自動車爆発事件の真相」
- 蘭回なら「見えない凶器 蘭の初推理」
- 少年探偵団回なら「商売繁盛のヒミツ」
- カオス回なら「東京婆ールズコレクション」
本格ミステリーなら「呪いの仮面は冷たく笑う」です。
仮面、密室、ホラー寄りの空気。
夜に見るには最高で、少しだけ部屋が怖くなります。
小五郎回なら「自動車爆発事件の真相」です。
小五郎の人情と責任感が見えて、普段のおちゃらけとのギャップにやられます。
蘭回なら「見えない凶器 蘭の初推理」です。
蘭の優しさと観察力が光る、珍しくて大切な回です。
少年探偵団回なら「商売繁盛のヒミツ」です。
身近な相談から始まる軽めの良回で、気楽に楽しめます。
カオス回なら「東京婆ールズコレクション」です。
タイトルの時点で勝負が決まっています。
変なコナンを浴びたい夜には、かなり効きます🌙
有名な神回を見尽くしたあとでも、コナンにはまだまだ隠れた名作があります。
むしろ見尽くしたと思ってからが本番です。
長寿アニメの棚は奥行きがあります。
手前の人気商品をどかすと、奥から妙に輝く一本が出てきます。
「次に何を見ようかな」と迷ったときは、今回紹介したマイナー回から気になるものを選んでみてください。
怖い気分なら仮面や雪の回。
小五郎を味わいたいなら爆発事件や講演会。
軽く笑いたいならカオス回。
蘭や少年探偵団に癒やされたいなら日常寄りの回。
気分で選べるのが、コナンの強みです🎬
王道の神回をまだチェックしていない方は、こちらの記事も参考にしてください。
※本記事の話数・タイトル・配信情報は公開時点で確認した内容です。
放送回の表記や配信状況は変更される場合があるため、視聴前に公式サイト・各配信サービスで最新情報をご確認ください。
おすすめ度は、ヨフカシ基準で★★★★★です。
マイナー回を掘る楽しさ、これはもう夜更かしの燃料です。
さて、もう一本……🌙☕🎬
※免責:本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。話数・タイトル・配信状況などは変更される場合があるため、視聴前に公式情報をご確認ください。

